情報漏洩を防ごう
情報漏洩を引き起こす様々な原因
情報漏洩の原因は一通りではありません。特に最近では様々な高度なテクニックを駆使した巧妙な事件が増えています。ここでは情報漏洩の原因を探るにあたって、外的要因と内的要因に分けて考えてみます。
情報漏洩の原因:外的要因
●コンピュータウィルスへの感染
コンピュータウィルスと一口に言ってもその種類は膨大な数になります。最近特に良くその名前を耳にするスパイウェアも情報漏洩の主要な原因の一つですが厳密に言えばコンピュータウィルスとスパイウェアは別物です。こうしたスパイウェアなどの侵入経路としては、
・一見非常に有用に感じられるソフトウェアを無料でダウンロードさせ、これをコンピュータにインストールさせることで侵入する場合。最近特に増えているのはファイル共有ソフトによって使用者の気がつかないうちにウィルスに感染してしまうケースです、
・OSやブラウザのセキュリティホールと呼ばれる安全管理上の盲点をついて侵入して来るもの。
・Eメールなどを通じてメッセージに従うことでスパイウェアなどを忍び込ませるもの。
●ハッカー行為によるもの
ハッカー行為とはコンピュータの仕組みなどに精通した者が、コンピュータやサーバーのセキュリティ上の盲点を突いて侵入しサイトやデータを破壊したり、盗み出したりする行為。ハッカーと言う言葉は、本来はコンピュータに関する専門的な知識を有する者を指した言葉ですが、度重なる侵入事件や情報漏洩事件などを通じて、不正にコンピュータに侵入する者を指す言葉となって世界的に定着しています。ハッカー行為はまたクラッキングとも呼ばれています。
情報漏洩の原因:内的要因
●情報の持ち出しによるもの
実のところ情報漏洩の原因の実に80~85%が企業内部からの漏洩であると言われています。
自宅で仕事をする際などにノートパソコンなどを持ち歩きそれを盗難されたり、置き忘れたりして情報漏洩するもの。特に最近ではUSBメモリーなどコンパクトに大容量を持ち運べるツールによって漏洩するケースが後を絶ちません。
●企業内の人間が換金などを目的に故意に情報を持ち出す場合
個人情報などにはこれを高値で売買するマーケットが存在しています。これに目を付けた社員が金欲しさから故意に大量のデータを持ち出すケースがあります。